非実在の王国で

山より軽く羽根より重い

やなノリ!やなオタクのノリ!きらい!

なんとなくYOASOBIを聴き始め、そして聴き続けている。
聴けば聴くほど、このボーカルのひとほんとボーカロイドだなと思う。
このあえて滑らかに歌わない感じは、この階段ぽい歌いまわしは、この浮遊感は、とか思い当たる瞬間がかなりある。
YOASOBIてなんかシングル英語版も出してるみたいで、ボカロっぷりは英語でも変わらなかったのですごいなと思った。

今時の人には多いのかな、こう、すごいことをしてるのにすごくないように見せると言うか、大変なことをしてるのに大変じゃないふうに見せると言うか、泣いてるのに泣いてないように見せるというか、努めてさりげないふうに歌う感じは。

はじめの方は初音ミクて人のようにあれかしと歌わされていたと思うんだけど、それがボカロのための音楽というのにシフトして、それを人間が歌う時、機械のようにあれかしと歌うのなんか落語みたいというか、落とし話みたいですね。
ディストピアSFぽくていいと思います。

どうでもいいけど、今も昔もボカロを調教するって言い方、ぼかあ嫌いだな。
初音ミクさんみたいなかわいい女の子がパッケージじゃなくても、調教っていったかねあんたたち。
やなノリ!やなオタクのノリ!きらい!
あれが一般的な言葉として定着したのはもっといや!


私はボカロ文化にはとんと疎く、特別に好きなPがいたとかではなく、ただ手描きアニメを見るのが好きだったので、自ジャンルのキャラクターを使った良きアニメをさがしがてら、耳に入ってきた曲をチョロチョロ聴く程度だったのだけど、手描きアニメと相まってローリンガールって曲は好きだったな。
小さいミクさんが坂道転げていくアニメの。
あれのダンガンロンパパロのが大好きでしたね。
(元ネタのストーリーのないアニメを、回転するキャラクターを変化させることでストーリーのダイジェストにするやつ考えたの誰なんですかね。天才かな。)

なんか私の聴いてたボカロ曲息が詰まって涙も出ないみたいな、切羽詰まってるやつ多いな。
でもそういうのは二次創作と相性いいんや。
ローリンガール作った人のほかの曲も大概切羽詰まってた気がする。裏表ラバーズとか。
裏表ラバーズはあんまり人間の女に歌わせる気がない曲でいいですね。

ボカロ曲を歌うのって、技術的なことは置いといて、声と歌い方でリスナーが納得できるキャラを立たせないと聴く人がやっぱボカロが歌った方がいい!ってなりそうで大変だな。
私もローリンガールとかワールズエンド・ダンスホールとか感情をガンガン込めて歌ったやつとか聞かされたりすんの絶対キツいと思うもんな。

私がまともに知ってたPて、この人とハチとダブルラリアットの人くらいやけど、ハチはともかくwowakaさんは最近何をされているんやろ、と思って調べていたら、悲しいことに亡くなっておられた。
享年31歳。頼むから若い人は死なないでほしい。

なんかこういう時、今まで思い出しもしなかった私が、簡単にいい音楽をありがとう、ご冥福を、とかいうのは間違いまくってるだろと思うのだけど、それは間違ってるとしてどうするのが正解なんだろうかと思う。
何も言わずにこんなエントリーも書かずにおくのが正解か?

とりあえずニコニコでダンガンロンパローリンガール見て寝ます。
私ダンロンで誰が好きかわかる?葉隠くんやで。