非実在の王国で

山より軽く羽根より重い

私なら彼女とランチに行くなー

昨日RE-MAINのことを誉めもせずマイナスなことを言いすぎたな、と思うので、きちんとフォローをしておかないとと思って書き始めました。
この作品、すごいちゃんと面白い作品です。スポーツ漫画やアニメのお決まりの展開といえばそれまでなんだけど、とにかく話の持って行き方がきれい。
若干スロースタート気味ではあるんだけど、ある地点を境にめちゃくちゃ面白くなるんですよ。
スポーツものって、大きく分けて自分を通して競技を見つめるものと、競技を通して自分に向き合うものとがあるような気がするんだけど、RE-MAINは後者。
後者の方が人間ドラマになりやすい気がする。
ちなみに前者の代表はテニスの王子様なんじゃないかと思っています。ネタ漫画として扱わず、スポーツ漫画として見た場合よ。

あとサービス精神がすごい。ご都合主義と言うのではなくて。
見たいものをちゃんと見せてくれる。気持ちいい…。
調べると脚本の方、タイバニの人なんだそうでなるほどなあと思う。
特定のキャラに肩入れしなくても、すいすい見れてしまうのはやっぱりストーリーがいいからなんでしょうね。

そういうわけでRE-MAIN、普通に良作でございました。
最終回ちょっと泣いちゃったしな。


テーピングのため、緻密な作業ができないので、過去の絵を塗り直したりして無聊の慰めとしている。
折角なので、普段はしない色使いや、練習中の技術をためしてみようと考えながらやる。
癖というのは恐ろしいもので、いつもと違う色…と思っても、色のチョイスや色の仕方や、纏め方に癖があるので、どうしても自分の外には出られない。
ビビッドな色を使って奔放に塗ってみたいのだけど、私には難しいようだ。

もう一つ、ちゃんと勉強しなきゃなあと思っていたちゃんと個別に色を作ってそれぞれのパーツに合った影をつけるというもの、普段はついつい乗算レイヤーに一色ベタで付けてしまうので、どうせなら版画やアクリルガッシュで描く時必ずしなくてはいけない方法で塗ってみようと思ったので実践する。
基本的には補色を意識して塗ればいいはずなんだけど、わかっているのにどんどん逸れていって、なんじゃこりゃになるのが常だったんだけど今日のはなんかうまくできた。
すごい。進歩している。アニメの画面を凝視していた甲斐があった。
これを発展させていって青だ紫だ黄緑だのとんでもない色で影をつけてみたい。

そう思うと色彩設計を仕事にしている方ってすごい。
それぞれの作品に合った色の調子や全体的な色使いなんかを、作品ごとに作っていくのだから途方もない。
この作品にはこの色でなければ駄目だ、という色を作っている方は本当に尊敬してしまう。グリッドマンのあの色、本当にどうやって作ったんですか?

ああなるにはどうしたらいいんだろうな。
もちろん莫大な勉強をしなければいけないのだろうけど。
美大行くの?美大かー…。

美大といえばブルーピリオド見ました。
面白いけど苦手な作品でした。

何かっていうと、作中で「好きなものなら人生の真ん中に据えるのは当たり前のこと」みたいなセリフが出てくるんだけど、これがもう本当に刺さって、なぜなら私は人生の真ん中に絵を据えたかったけど、怖くて出来ず、また一時期は据えてると勘違いしていたけど、幻が解けて挫折した人間だからです。
だから作中で、そう言われてしまうと、それが出来ない私はまさしく敗者であったとか、怠惰な人間であったとか考えてしまうのである。

然るに視聴は断念することにする。


セッションという映画があって、すごいスパルタでジャスに向き合う話なのだけど、公式サイトで映画評論家はじめ著名人が絶賛のコメントを寄せている中、唯一ジャズ関係者であった綾戸智恵が、「私なら彼女とランチに行くなー」という旨のコメントをしており、「そうなれなかった」私は大いに安心したことを思い出したりするのであった。