非実在の王国で

山より軽く羽根より重い

処分処分

仕事の後、着替えていたら上っ張りにシャツが引っかかって、大きく腹を露出した。
それを隣にいたおばさんに目撃されたのだけど、おばさんは私の肩を引っ叩きながら、痩せや!と叫んだ。私もそう思う。
でも一つ弁解したいのは、確かに私の腹には今肉が乗っていて、それで腹が出ているのも確かなのだけど、そもそも私の背骨はS字状に湾曲していて、たとえ痩せていても、やっぱりどうしても腹は出るのだ。

まあそんな事をぐだぐだ言ったところで、今は肉のせいで出っ張っているので、言い訳にもならない。


CD棚と本棚の整理を敢行した。
小さい本棚をCD棚にしていて、何枚くらいあったんだろう。500枚くらい?
本当に大事なものだけ選り分けて、あとはもうほとんど目を瞑ったまま突っ込むような要領で、とにかく段ボールに詰めていくという大雑把で後から必ず後悔するようなやり方をとった。
だってそうでもしなきゃ、スペースを作ることができない。本棚とCD棚のスペースを駆使して収納するパズルももう限界に来ている。
こうするほかないのだ。

処分する目安として、「これ隠されても絶対気付かんな」というやつを選んだ。
主に勘で買った、外国のCD。よかったやつは覚えてるもんな。これで結構減った。
あとは情報を追いかけなくなったアーティスト。これも沢山あった。
段ボールに詰めながら、あの頃「これは絶対一生好きだな」と思ったアーティストへの情熱は案外冷めてしまうのだなということに、ある時期熱狂的に好きだったアーティストのCDを収めながら思う。
高校時代に出会ってこんな音楽があるんだ?!と個人的なエポックメイキングになったアーティストでさえ、今となっては売るもの箱に突っ込める。
いや、今でも曲を聴いたら好きなんだけど、足繁くライブに通ったり、参加したコンピレーションは全て買うような情熱は、CDを大事にしまっておこうという情熱でさえ無くなってしまっていた。
かなり寂しいことのように思う。
今好きなミュージシャンもそうなるのだろうか。そこそこに愛していれば長続きするなんてことありませんかね。
(ただまあ、一生好きの予感が的中するアーティストも沢山いそうにはいそう。)(私oono yuukiは多分一生好き。)

漫画の本の本も同じく処分。
している最中、宝石の国の天を見て、一巻と十巻とで色にあまり変わりがないことに気付く。焼けていない?なぜ?ゴールデンカムイなんか、グラデーションに焼けてるのに。
酸性紙を使っていない?コミックスでそんなお金のかかりそうな事するかな。
ダンジョン飯もよく見たら、一巻二巻だけが僅かに焼けていて、後のコンディションはとてもいい。
なんでだろ。私の保管の仕方が素晴らしいのか?
ともあれ漫画の小口は焼けていないのが好ましい。
みんなワイド版みたいな紙を使えばいいと思う。
すべての本を焼けから解放せよ。